JA:Key:tracks

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なぜ線路数をタグ付けするのか

複線や複々線といったように複数の線路が並行して敷設されている場合、1本のウェイにtracks=numberをタグ付けして本数を表す場合と、1本の線路につき1本ずつのウェイで表す場合の2つの方法があります。基本的には後者の1つの線路を1本のウェイで表記する方法を用いますが、前者の1本のウェイにtracks=numberをタグ付けする方法が使われている場所もあります。その理由としては次のとおりです。

• 線路の配置がわかるような詳細な航空写真や、隣の線路が判別できるほどの詳細なGPSログがなく、マッピングが困難な場合。
• マッピング人口が少ない、あるいは全くいないため、詳細なマッピングが追いつかず、暫定的に1本のウェイで表現している場合。
• OSMデータが古いまま更新されておらず、古い形式のデータがそのまま残っている場合。

どうタグ付けするか?

tracks=number は、そのウェイ が何本の線路を表したものなのかを示すタグです。単一の路線が複数の路線にわかれる箇所では、経路探索ができるように、線路を接続してください。

Wrong!

• tracks=*タグは1本の線路につき1本ずつのウェイで表現する場合には使用してはいけません！詳しくはat German OSM forumを御覧ください。