JA:Key:wikidata

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説明
その地物についてのウィキデータのID。 Edit this description in the wiki page. Edit this description in the data item.
グループ: 注釈
ウェブサイト
www.wikidata.org
URL 形式
https://www.wikidata.org/entity/$1
適用できる要素
ノードに使用可能ウェイに使用可能領域に使用可能リレーションに使用可能
関連項目
状態:事実上の標準Page for proposal

その地物についてのウィキデータのID(例:Q9141Taj Mahalを表す)。「その地物に関する」 wikipedia=*だけのエントリーのようにリンクされるべきです。ロンドンのセントポール大聖堂からセントポール大聖堂に関するエントリーへのリンクは適切です。バスの車庫からその運営会社へのリンクは代わりにoperator:wikidata=*を使うべきで、記念碑からその記念イベントへのリンクは代わりにsubject:wikidata=*を使うべきです。

wikipedia=*wikidata=*の両方のエントリーに対してこれらのリンクは同等の内容であるべきですが、ウィキデータにより詳細なエントリーがあり、ウィキペディア記事よりもOSMオブジェクトにより適切に対応している場合を除きます。そのような場合には、双方(ウィキデータのエントリーと、ウィキペディアのエントリーに連結している「親」ウィキデータエントリー)の関係はウィキデータ上で「以下の一部分(P361)」プロパティを使って記述されるべきです。

Proposed features/Wikidata参照。

ウィキデータIDを探す

ウィキデータタグを追加するには、最初に項目IDを見つける必要があります。IDは必ずQが先頭に付いた番号です。そのやり方はいくつかあります。

ウィキデータ内検索

ウィキデータのホームページ: www.wikidata.org で検索します。そしてそのページからIDをコピーできます。もしくは、IDをウィキデータURL: http://www.wikidata.org/wiki/Q9141 から抽出することもできます。

ウィキペディア内検索

ウィキペディア記事を探します。記事に対応するウィキデータ項目があれば、サイドメニューの「ウィキデータ項目」ボタンをクリックできます。(画像参照)

ウィキペディアにあるウィキデータへのリンク

エディタ統合

iD

デフォルトのOSMウェブエディタであるiDは、 wikipedia=*キーが更新されると自動的に対応するwikidataキーを追加します。言語を指定せずにウィキペディア記事のフルURLを貼り付けるだけです。例えば下記ビデオを参照: https://www.youtube.com/watch?v=FkqPLzIUr1k (以前のwikipediaキーを削除する必要は無いことに注意してください)

JOSM

JOSM用のWikipediaプラグインはあなたの地域のジオタグ付きのウィキデータ項目やウィキペディア記事を表示し、明示的に探さなくても簡単に追加することができます。

個々の編集済みオブジェクトにはレビューが必要であることに注意してください。さもないとこれは自動編集に相当し、Automated Edits code of conductに従わなければなりません。

ウィキデータに無い項目を追加する

ウィキデータは別のプロジェクトで、ウィキペディアの姉妹プロジェクトであり、OSMやウィキペディアと似たやり方で自由に編集できます。ある項目がウィキデータの中に存在しない場合は、自分でそれを作成できます。しかし最初に Wikidata's notability guidelinesをよく読んでください。

表示

ウィキデータの値はOSMメインサイト上でクリックでき、対応するウィキデータ項目にリンクしています。例: way 369161987

ウィキデータ側からは、自分のcommon.js ページ特定のスクリプトをインストールすると、ウィキデータ項目がOSMからリンクされているかどうかを自動的に視覚化することができます。

二次的なウィキデータリンク

ウィキデータキーに先行して半角コロン(:)区切りで属性のキーを置いて地物の二次的な属性をタグ付けすることもできます。このようなキーの値はウィキデータキーと同じですが、適切なウィキデータ項目エントリーを参照しています。

例えば、McDonald'sファストフード店にbrand:wikidata=Q38076を足すといった形です (ただしbrand=McDonald'sとタグ付けするのも忘れないでください。前者のタグは後者を置き換えるものではありませんので)。

使うべきでない項目

wikidata=*タグで使用を避けるべきウィキデータ項目は、次の実例と、その項目のあらゆるサブクラス)が相当します。

これらの種類はOSMオブジェクトとしては発生し得ず、メインのwikidata=*タグはOSMオブジェクトと同じウィキデータ項目用のものなので、これらの種類のウィキデータ項目は通常はタグ付けの誤りです。しかしながら、これらのクラスも二次的なウィキデータのタグ付には使えます。

よくある二次的なウィキデータ・タグ

OSMオブジェクトとして不適切でも、二次的に情報を与えるクラスを例示します。

operator:wikidata=*
レストラン、店舗、銀行、あるいはその他顧客サービス・事務所の運営者 (フランチャイズではない)。実体は[W]organizationでなければなりません。
network:wikidata=*
公共輸送ルートのネットワーク。
brand:wikidata=*
小売店が販売したり、修理店が修理したりする製品(自動車、自転車など)のブランド。例:[W]BMW 自動車販売店/サービスセンター用。または[W]McDonald'sファストフードのフランチャイズ店用。
architect:wikidata=*
建物や構造物の建築家(あるいは建築事務所)。これは[W]human または[W]companyの一例 であるべきです。
artist:wikidata=*
彫像その他の芸術作品や記念碑の芸術家/製作者。これは[W]humanの一例 であるべきです (まあ象がお絵かきした場合はヒトかどうかを追求しなくてもよいですが。)
species:wikidata=*
植物や動物の種。これはTaxon (Q16521)一例 (P31)であるべきです
subject:wikidata=*
彫像、芸術作品、記念碑(人、出来事、地物…)などの主題
name:etymology:wikidata=*
ある実体(例:通り、空港、建物など)の由来となった出来事、地物あるいはその他の主題。old_name=*にはold_name:etymology:wikidata=*を使います。

このキーで現在タグ付けされている全ての二次的な属性のリスト用。taginfo参照

ウィキデータ上に何らかのデータを貯めるともっと役に立つ場合があります。例えば、name:etymology:wikipedia=*name:etymology:wikidata=*を使う代わりに、ウィキデータへのリンクをたどってウィキデータのProperty:P138を使うことができます。

時として、地物に二次的なリンクが複数あるのに、一次的なリンクは無い場合があります。例えば、有名な出来事を題材にした記念碑に二次的なsubject:wikidata=*リンクしか無い場合。記念堂、記念碑、彫像などの地物はそれ自体のウィキデータ項目がある場合にのみwikidata=*を付けるべきです。チェーン店も同様です。

wikipedia=*でも同様にすべきでしょう - ウィキペディアの二次的なリンク英語版)参照。

関連情報

ツール

Wikidata#Tools