JA:MLIT PLATEAU

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このページは国土交通省が主導するPLATEAUプロジェクトのサイトで公開されているデータをOSMで使用するための情報をまとめるページです。

PLATEAUプロジェクトサイト:https://www.mlit.go.jp/plateau/

Data source/データソース

Data source site: https://plateauview.jp/ and https://www.geospatial.jp/ckan/dataset/plateau
Data license: https://www.mlit.go.jp/plateau/site-policy/
Type of license: CC BY 4.0 or ODbL or ODC-BY (Multi-licensed)
ODbL Compliance verified: yes

使用できるデータ

Plateauプロジェクトで配布されるデータ

Plateauプロジェクトでは、複数のデータセットが可視化されています。

3D都市モデルの利用

OSMでは主に、以下のサイトで配布されている3D都市モデル(建物モデル)データを利用します。 建物モデルのデータはマルチライセンス(CC-BY 4.0 or ODbL or ODC-BY)で公開されており、ODbLを選択することによってライセンスの互換性を満たします。 都市モデルデータは、CityGML、3D Tiles/GeoPakage /JSON、FBX、OBJなどの形式で利用可能です。

建物モデル(各市町村)の詳細

3D都市モデルとして配布されているデータは、プレビューサイト ( plateauview.jp ) では「建物モデル」のデータセットで参照できます。
個々の建物データには属性が与えられており、仕様として存在する属性は 3D都市モデル標準製品仕様書 に記載されています。

個々の建物データに与えられた属性のうち、OSMとして利用できそうな属性としては以下が存在します。(すべてではありません)

Plateauで採用されている3D都市モデルの仕様は 3D都市モデル標準製品仕様書に記載されています。

Attribute/属性 OSM Tag
計測高さ height=*
地上階数 building:levels=*
地下階数 building:levels:underground=*
用途 building=apartments(共同住宅・店舗等併用共同住宅) / public(官公庁施設) / retail(商業施設・商業系複合施設) など
建築年 start_date=*
住所 addr:full=* or addr:city=* or addr:quarter=* など。丁目までの表記であり、パースするかどうか検討が必要
名称 name=* or official_name=*

タグ変換の詳細

Plateau Tagging Schemeを参照ください。

Plateau建物データインポート

Plateau Importページを参照ください。

GeoTIFF画像およびタイル画像の利用について

OSMFJは、Plateauプロジェクトで配布されているGeoTIFF画像をタイル画像に変換し、背景画像等で利用できるよう配布を行うことを検討しています。

また、Plateauプロジェクトでは公式に、TMS形式でタイル画像を配信しています。

この項目では、それら画像やタイルの利用についての解説を行います。

GeoTIFF画像利用許諾

Plateauプロジェクトで配布されているGeoTIFF画像はODbLやCC-BY 4.0で利用する事が可能です。

ただし、GeoTIFFはデータベースではないため、ODbLの適用ができません。

そのためOSMFJは2022年1月、国土交通省に確認を行い、GeoTIFFデータセットにCC-BY 4.0を適用したうえで、OSMでの利用を許可する旨、許諾を受けました。

それらの画像の利用方法などについては、JA:MLIT_PLATEAU/GeoTIFFで解説を行っています。

OSMFJからのメール

■1. 公開されているデータのCC-BYの帰属表示ですが、以下の2つの方法で行います。
CC-BY 4.0の第3条(a)(1)(A)(i)に明示される「合理的である場合はその形」の具体的な明示方法に含まれると思いますが、何卒ご了承ください。 
* OpenStreetMapの編集作業へのメタデータ付与
* ドキュメント用ページ (https://wiki.openstreetmap.org/wiki/MLIT_PLATEAU) への記載
■2. CC-BYデータを元とした二次著作物をOSM編集に利用し、ODbLライセンスで配布する際の差異
細いことで申し訳ありませんが、ODbLとCC-BYには少しだけ差異がありますので、そのご説明をさせてください。
* ODbLでは、データを利用した二次著作物へのコピーライト・プロテクションを行うことができます。
* CC-BYでは、データを利用した二次著作物へプロテクションをかけることを禁じています。(第2条 (a)(5)(B) "いかなる効果的な技術的保護手段も適用してはなりません。")
GeoTIFF画像を利用してOSM編集を行った際に生成されるデータはODbLライセンスで配布されますが、その際、コピープロテクションをかけて再配布を行う利用者が出る可能性がある、ということになります。
こちらの運用が行われる可能性がゼロではないことについて、ご了承をいただきたいと考えています。
https://creativecommons.org/licenses/by/4.0/legalcode.ja
なお、これらの差異によって、現在行われている、Plateauからのデータの配布やそこで掲げられている利用規約・免責事項などに影響が及ぶことはありません。

国土交通省からの回答

国土交通省都市局プラトー担当でございます。
ご連絡いただき、ありがとうございます。
いただいた2点について、確認いたしました。
ご説明いただいたとおりにご対応いただくことで構いません。

Plateau Projectによる公式TMSタイル配信

Plateau Projectでは試験的に、TMSによるタイル画像配信を行っています。

当該タイル画像の利用については、JA:MLIT PLATEAU/tiles officialを参照してください。

公式タイル画像の利用許諾

Plateauプロジェクトは、2022年3月より、公式にタイル画像の配信を開始しました。 これに伴い、OSMFJは当該タイル画像の利用について国交省に問い合わせを行い、タイル画像の利用についても許諾を受けました。

お世話になっております。国交省PLATEAU担当です。
前回GeoTIFF画像で承諾させていただいている内容と同様案件でしたら、今回も問題ございません。

Plateauプロジェクトから使用できないデータ

上記の3D都市モデル、およびGeoTIFF画像以外のデータは個々に使用できるか否かの確認が必要です。 例えば、プレビューサイトで表示できる「都市アセット」・「交通」などのデータの多くは 国土数値情報のデータであり、OSMでは利用できません。 また、政府標準利用規約またはCC BYで配布されているデータも、OSMで利用するには別途ODbLでの使用許諾の確認が必要になります。[1]

Changeset Tags/変更セットのタグ

The following tags are added to the changeset. / Plateauデータを利用した場合、変更セットのタグには下記のsourceタグを付与します。

著作権表示

出典:国土交通省ホームページ( https://www.geospatial.jp/ckan/dataset/plateau, https://plateauview.jp/ )のデータを加工してOSMのデータを作成