JA:Tag:highway=emergency_access_point
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highway = emergency_access_point |
説明 |
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緊急の場合に現在位置を特定するために使うことができる標識番号 |
グループ: 緊急設備 |
適用できる要素 |
よく併用されるタグ |
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状態:承認 |
ツール |
森林や水路のように移動の便が良くない場所では、国によっては緊急アクセスポイント、レスキューポイントの標識が設置されています。標識には各地点固有のID(識別符号、コード)があります。
緊急時には、その国の 緊急通報番号に電話をかけ、標識に書かれているID(識別符号、コード)を報告します。IDさえ分かれば、通報者から場所を聞き出す時間を省いて、オペレーターは迅速に正確な位置や救助ルートを把握できます。
標識には、たいていその国の緊急通報番号が書かれていますが、代わりに専用の電話番号が書かれていることもあります。
同じように使われているタグとして、emergency=access_pointがあります。使い分けは明確ではありません。OSM Tag Historyを見ると、使用件数は長年highway=emergency_access_pointが多かったものの、2023年からemergency=access_pointが多くなっています。
例
アメリカの例。USNGの Emergency Location Marker_(ELM)の8桁のグリッド番号が書かれている。
ドイツの例。 UTMグリッド番号が書かれている。
マッピング方法
ノードのみに適用します。標識が設置されている地点にノードを置き、highway=emergency_access_pointタグを付け、ID(識別符号、コード)をref=*として指定します。
組み合わせて使うタグ
以下が分かる場合、追加のタグとして使用します。
- name=* - 標識の名称。地点名などが標識に書かれていることがあります。
- operator=* - 管理者の名称
- ele=* - 標高です。標識に書かれていることがあります。単位はメートルです。
- emergency_telephone_code=* - 緊急通報用電話番号です。その国の緊急通報番号や、最寄りの救助拠点などの電話番号が標識に記載されていることがあります。
関連項目
- emergency=access_point - 同様のタグ。
- emergency=assembly_point - 避難場所。緊急時や防災訓練の際、人々が避難してこられるよう予め指定された、あるいは集まった人々の安否報告が定められている(安全な)場所です。