JA:Tag:railway=light_rail
railway = light_rail |
説明 |
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ライトレールの軌道です。 |
OSM Cartoでのレンダリング |
グループ: 鉄道 |
適用できる要素 |
よく併用されるタグ |
状態:事実上の標準 |
ツール |
高規格の路面電車システムで、一部または大部分で専用軌道を走ります。従来からの railway=tram と従来からの railway=rail の中間に位置付けられるものです。
このタグで、ライトレールの軌道をタグ付けします。
定義
米国交通輸送調査委員会の定義によると、「都市部の公共交通の一種で、主に専用軌道を使用するが、必ずしも分離された軌道の敷設を必要としない。電気を動力とする鉄道車両が単行または複数両で運行される。 LRT は様々な輸送量や速度を中程度のコストで提供する。
OSM においては、ライトレールの明確な定義はなく、伝統的な鉄道(rail)、路面電車(tram)、地下鉄(subway)との区別はあいまいです。ライトレールは顕著な違いがないまま、着実にマッピングされています。以下では、鉄道のマッパーによる選択の参考となる推奨事項を紹介します。競合を避けるため、タグ付けを変更する前にフォーラムやメーリングリストで合意を取るようにしてください。
推奨事項
OpenRailwayMap のコミュニティが Aktiventreffen 2014 nr. 2 で一連の推奨事項をまとめました。
railway=light_rail の特徴は以下の通りです。
- 路面電車でも鉄道でもない
- 旅客輸送専用
- 都市内と周縁部を結ぶ
- 路線の一部または大部分が他の交通と分離されており、踏切には保安設備がある
- 鉄道よりも簡単な工事ですが、路面電車と比べると高規格です
- 信号システムが鉄道よりも簡易
- ライトレールと比べると、地下鉄は多くが地下を走り、地上でも専用軌道を走り、ほぼ踏切がない。
- 通常の鉄道と接続しているかどうかは判断要因ではない
ライトレールの路面電車に対する強力な判断基準は以下の通りです。
- 路面電車はその場を走りますが、ライトレールは独自の信号を持ちます。
- ライトレールは専用軌道を持ち、より複雑な信号や保安システムを持っているので、路面電車よりも高速に運転できる。
ライトレールの路面電車に対する軟らかい判断基準は以下の通りです。
- 独自の軌道を持つ
- 高床式である
- 地下を走る鉄道
- 高所を走る鉄道
- 準拠法が鉄道に準ずる
- 道路と同じ高さにあるバス停のような簡単なものではない、しっかりとした停留所。
- 停留所では乗客が線路を歩かない
- 第三軌条と呼ばれるものがある
タグ付け
- electrified=contact_line/rail 電化方式
- gauge=* 軌間
- frequency=* 電源の周波数(直流ならば0)
- voltage=* 電源の電圧
- maxspeed=* 最高速度
- service=yard/siding/crossover 起動の役割
- workrules=*
ルート
ライトレールのルートには、 route リレーションを使用してください。
例
ベルリンやハンブルクで Deutsche Bahn が運営する "S-Barn" と呼ばれる都市型の大量輸送システムがライトレールであるかどうかは、合意に至っていません。
関連タグ
都市交通の範疇外の鉄道輸送システムに、このタグを使用しないでください。
国や州の標準的な軌間よりも狭い軌間で、旅客、貨物、娯楽に使われる鉄道輸送システム(軽便鉄道)には、 railway=narrow_gauge を使用することができます。
レンダリング
Mapnik |
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上はライトレール、下は通常の鉄道です。 |
地図
ツール
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