JA:Tag:amenity=funeral_hall
amenity = funeral_hall |
説明 |
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葬儀場。宗教施設とは別の、葬儀を行うための場所です。 |
グループ: アメニティ |
適用できる要素 |
よく併用されるタグ |
関連項目 |
状態:承認 |
ツール |
amenity=funeral_hallタグは、宗教施設ではないが葬儀を行うための建物や建物の一部をマッピングするために用いられます。葬儀場、メモリアルホール、斎場。
タグ付け法
ノードまたはエリアを描き、amenity=funeral_hallでタグ付けします。
説明
このタグは、よく共同墓地に付属している、宗教施設ではないが葬儀を行うための建物や建物の一部のためのものです。
もしその部屋が他の施設、たとえばamenity=place_of_mourning(弔問施設)、shop=funeral_directors(葬儀社)やamenity=crematorium(火葬場)に付随していて独立にマッピングすることが不可能・不適切である場合には、このタグの代わりにfuneral_hall=yesを用いて下さい。
建物にはbuilding=*でタグ付けがされるべきです。とくに、葬儀場の用途のために建設された場合には、building=funeral_hallとすることができます。
類似のタグ
宗教施設
このタグによる葬儀場の定義は「宗教施設ではない」葬儀を行う場所なので、まず問題の建物や建物の一部が宗教施設(amenity=place_of_worship)かどうかを決める必要があります。多くのキリスト教徒墓地には、それ以外の場所にある教会の特徴を備え、それゆえ宗教施設に区分されやすい「チャペル」があります。場合によっては宗派や宗教と独立した墓地であってもそのような建物があるかもしれません。これは事実問題であり、実際の用途に依ります。単に教会の建築様式であるとか「チャペル」と呼ばれているというだけで決めるべきではないものの、こうした建物は申し分なく宗教施設といえます。当然これはキリスト教以外の宗教についても言えることです。もしそれが実質的に宗教施設なのであれば、そうした建物(の一部)は墓地にあるとしても葬儀場ではなく他の宗教施設と同様にタグ付けするべきです。(これとは逆の例もあります。会衆以外も多く埋葬されるため、その場合最寄りの教会(118329045 118329045)が会場として適切ではないという理由で、宗派による墓地(118329044 118329044と41136751 41136751)に無宗教の葬儀場(120635795 120635795)が建設されています[1])。
しかし、宗教儀式としての葬儀を行えるという事実だけでは、その建物を宗教施設だとは見なせません。
霊安室・死体安置所など
霊安室・死体安置所(amenity=mortuary)など、遺体を保管するだけの場所は葬儀場ではありません[2]。フランスのfunérariumのように、遺体を葬儀までの間安置して弔問を受けるための施設(amenity=place_of_mourning)も該当しません。今日このような施設の多くには、このタグの定義による葬儀場ではないとしても、葬儀をするに十分な場所があり実際使われている場合があります。もしそのfunérarium(や他国の同様施設)において、葬儀の会場を提供することが主たるサービスなのであれば、名前がなんであれ葬儀場としてタグ付けしてください(上述のとおり葬儀社shop=funeral_directorsや火葬場amenity=crematorium、また実質的なamenity=place_of_mourningに付随する場合には、代わりにfuneral_hall=yesを用いて下さい)。
当然ながら、管理棟や納屋のような墓地にあるその他の建物は葬儀場ではありません。
レンダリングの提案
参考項目
脚注
- ↑ See Ev.-Luth. Kirchengemeinde Lichtenhagen Dorf - Wir über uns: Friedhof.
- ↑ 訳注:mortuaryという語はアメリカ英語では葬儀場という意味でも使われるがOSMでは区別するということ